いくぜMEGA!!♪ 2008/12/21 (Sun)

決めるぜMEGA!!♪

はい!!
リトライいたしました!!
電磁戦隊メガレンジャー!!
VHSVol.12、やっぱり最終巻から（笑）

さしあたって鑑賞レポ!!

興味のある方は続きからどうぞ!!

さて、前回は碌に書けなかったのですが、
今回は書けそうです（笑）
まずは基本のメガレンジャーと6人目について。

伊達健太（だて けんた） / メガレッド
典型的なやんちゃ坊主!!
クラスに必ず一人はいるムードメーカーですね。
「かったりー」みたいな言動もありますが!!
やっぱりレッド!!
最後はみんなを引っ張っていけてるジャン♪
勉強苦手と言うのが高校生らしくてよろしい（笑）

遠藤耕一郎（えんどう こういちろう） / メガブラック
何て言うターボ・カイ（←勇者指令ダグオン）（笑）
いやぁ、でもしかし…高校生でいるのかなぁ…
あんなにワックスでオールバックは!!
少なくとも今はいないかも…。
劇中では大学受験をすっぽかして仲間を助けに行った、
正義感も義理人情もあるいい子ですね。

並樹瞬（なみき しゅん） / メガブルー
正直なところ、最後の方で
メガブラックとキャラがぶってきた感じが否めません。
惜しい!!
普通に良い子でした。
取り分けどうのこうのも無く。
 むむ…凄く普通だったな…

城ヶ崎千里（じょうがさき ちさと） / メガイエロー
むぅ、まぁ、こう言う女子もクラスに一人はいるかなぁ…
 御姉さん的な。
劇中では耕一郎と同じ大学に受験に行っていましたね。
耕一郎よりも天才肌なのかなぁ…と思いました。
みくとは仲良しでいい感じw可愛いv

今村みく（いまむら みく） / メガピンク
どっちかって言うとぶりっこな感じがしましたが、
まぁピンクなのでいいです、我慢できます（笑）
キャピキャピした感じの役どころ。
多感な時期だけに、涙もろいと言うか、純粋と言うか。
千里のことが好きなんだなぁ…可愛いなぁw
あー、でも、瞬に片思いしてるって言うのは、
最終巻からは見えなかった…うぬぅ… 

早川裕作（はやかわ ゆうさく）/メガシルバー
お兄さんちょっと男前!!
物事を達観視している感じのアニキ肌ですね。
確か放映当時は裕作さん好きだったと思います。
おせっかいらしいですが、いい兄貴だと思います（笑）
はい、兄貴です!!

ジロウ
すいません、実は一番印象に残ったキャラだったり（笑）
「～とシンタロウ様はおっしゃっている」
くぁ!!
可愛いなおまっwww
ワンコだよワンコ!!
耳としっぽが見えてなりませんでしたw

さて、ではでは本篇ですが、
47　とびこめ! 恐怖のヒネラーシティ
48　つぶすぜ! ヒネラーの黒い野望
49　絶望! 俺たちは嫌われ者!?
50　壮絶! 灼熱の超戦士ユガンデ
51　つかむぜ! 俺たちの卒業証書
…以上6話を見ました。

全体的な印象ですが、メンバー全員が高校生ということで、
なかなか熱い内容になっています。（天元突破的意味で）
友情とか、感情とか。
ただ、個々のメンバーのドラマ性は低いかなぁと思いました。

そこをカバーしていたのがネジレジアサイドでしょうかね。
Dr.ヒネラーの狂人的な科学への執着とか、
アンドロイドのシボレナの見せる感情部とか、
ユガンテの忠実さとか。
で、垣間見えるDr.ヒネラーの父親の心とか、
シボレナのユガンテへの愛情とか、
ユガンテのシボレナへの愛情とか。
敵なんだけど、やっぱりどこか憎めない。
敵さんカッコイイよ!!

絵的には、CGがえらく使われているような気がしました。
何かにつけてCG、一寸使いすぎなんじゃ…
しかも、もろCG絵って言う感じのものを使ってたりするからなおさら。
機械ならともかく、人間にはあまり向かない…のかなぁ…?
うーん、時々妙に不自然に見えたりすることがあったなぁ…（苦笑）
当時としては結構な挑戦だったのでしょう。
それがあってこそ今がある!!

全体の話の流れとしては、

47話～48話
ヒネラーシティと言う所に人々が連れて行かれ、
おまけにレッド・ブルー・ピンクまでさらわれた。
空間にはバリアが張られていて、
電磁スーツを転送することができない!!
残った千里と耕一郎は第一志望の大学入試を捨てて、
仲間と人々を助けにいく!!
バリアの動力部を破壊し、後は皆の救出!!
しかし…無情にもDr.ヒネラーに空間を全部移動されてしまい、
他のメンバーは助かったものの、
結局他の人々を助けられなかった。
数日後、卒業式を控えた健太たちの学校。
クラスメイトも数人がさらわれてしまっていた。
このままではみんなと一緒に卒業できない…。
そこにヒネラーシティの場所がわかったという連絡が!!
健太たちは決意を硬く、皆の救出に向かう。

…と言う流れ。
まず第一に。
大学受験をすっぽかしてまで助けに行ける仲間。
これは素晴らしいと思います。
大学受験は高校3年生にとっては本当に人生の分岐点ですから。
この間まで制服を着ていた身なので、妙に親近感が（苦笑）
入試当日とかは、何を差し置いても受験するんだ!!
という気分になりますからねぇ…（笑）
戦いに行く=浪人決定
と言う事となると、結構つらいですよ。
まぁ、（当時と今では）システムが違うはずなので、
入試当日に戦いに行ったところで、浪人決定では無いかなぁ…
と、妙にリアルな事を考えておりました。
…そう言えば、入試の時期が若干おかしいような気がする…
設定に関してちょっとした疑問…
うーん、時代のせいかなぁ??

カーレンジャーは自分の月給を公言していましたが、
そこにかなりの説得力があって、
劇中終始彼らはチーキュの一般ピープルでした。
が、
メガレンジャーはところどころ
どうしても高校生らしからぬ感じが。
入試の時期設定とかそうですね…。
ちびっことかは気にしたりはしないとは思うけど、
多分…大人から見た高校生がああいう感じなのかなぁ。
辻褄の合わない所はどうしても違和感を感じてしまう…
大人の性ですね…

49～51話
シネラーシティから人々を助けだすことができ、
卒業式も目前まで迫ってきたある日。
なんと学校にネジレジアが奇襲を仕掛けてきた!!
どうやら敵に正体がばれたらしい。
メガレンジャーとメガシルバーは応戦するものの、
敵に逃げられてしまう。
おまけに、担任の先生、ジローが大けがをしてしまった。
更に、メガレンジャーの実家も襲われてしまう。
家族は無事だが、健太の家は破壊されてしまった。
そこにさらに泣き面に蜂。
学校の校長に「お前たちがいると無事に卒業できない」
とあんまりな事を言われたうえに学校を追放されてしまう。
更に更に町の人々からも「お前たちがいるから!!」
と、冷たい言葉や罵声をかけられ、嫌われモノに。
メガレンジャーは心身ともに疲弊しきり、
もう辞めたい!!と思うまでに…

と言うのが前半分の流れです。
面白いのが、
悪の戦隊がなり済ましでヒーローが嫌われ役に…
と言うのに対して、
これはヒーローの不可抗力を利用しているなぁと。
敵と戦えばそりゃ怪我人も出るでしょうし、
間違っても何もかもすべて無傷で終わるはずがない。
誰が悪い!!あいつを倒せ!!
と言うのが、最初は見えてこない。
ジュウレンジャーとかだったら、悪役がいる訳ですが、
メガレンジャーの場合は戦う上でどうしても起こることで、
周りの人が怪我をしてしまったりする。

それを見ていた人は自分はそうなりたくないから!!
と思う。それで出て行け!!と言う。
でも、いざ敵が現れた時には
助けてくれと言いながら縋りつき、
せっかく助けてもらっても、
さっさと助けてよ!!
とか
巻き込まれるのはもうごめんだ!!
とか捨て台詞。
でも子供は「ありがとう」と言う。

今まで守ってもらっておいて、
戦う大変さをよそに巻き込まれたくないから
ヒーローを排除しようとする。
でも、助けて欲しい。
人間のもの凄い矛盾。

ヒーローものには、こう言う理不尽だと思うような、
矛盾がもっと色濃く描かれてもいいと思うんですよね。

あ…長い。
よし、わけよう。