卒業制作の題目について。 2010/06/13 (Sun)

そうだ、今月末に東京に行く用事があるではないか!!

というか企業からの課題作品!!!!

そしてゼミの読み込み会!!!

という事を昨日落ち込んでから思いだしました。
まぁ、友人たちもまだ内定は決まっていない（と口では）言っているので、
状況は皆同じだなぁと思います。

とにかく社会人として勤労と納税の義務は果たしたい。
あぁ、働きたい…

いっそ過労死できるくらい必要とされたい…
いや、正直物理的には嫌ですけども…

働きたいとは思えども、
自分は社会においては道端の石ころ同然の存在意義。
ちっぽけだよ、まじで、ちいせぇなぁ…
あぁぁ、せめて花壇の中の石になりたいよ。
いっそ本当にフリーで絵を描くとか?
まさか、それはもう少し先の話。
…今期で就職決まらなくても良いかなぁ…もう別に…
新卒採用と言われる期間は向こう2年はあるし…
…うーん、卒制もあるから、そろそろ見切りをつけなくては。

まぁそれはそれとして。

その卒制ですが。

先月末に題目が決まりました!!!

イエーイ♪（ドンドンパフパフ）

その話を少し。

で。

卒業制作題目ですが。

えーとね、うーんとね…（ごそごそ）

卒業制作題目

文章により表現された情景を再構築し視覚化する


要旨

文章によって表現された情景を独自に解釈し、
再構築して視覚化する。

作品形態としてはモニタでの表示、および、紙媒体を予定している。


以上。


…えーと、咀嚼して言うとですね、

文章で表現されている作品の空気感を視覚化する

ってことです（K崎さんの補足説明による）

私が文章を読んで、
その文章を読んで私が感じたことを、
私が思うように絵に描き起こす

で。

文章の筆者・作者の世界観

と

私の文書に対する世界観

の2重の世界観を提示することで、
その文章を読む読者に、
想像の余地を与えることを目指すもの
…ということになると思います。

今取り組んでるのはその試作品として、
以前上げた梶井基次郎の短編「交尾」その1のカバーです。

いやぁ、色々キャラクターを作るって云うのを繰り返し
自分の戦隊作ってみたり、
自分のヒーロー作ってみたり、
ノベルゲーム的なキャラを作ってみたりもしましたが…

戦隊ヒーローは作ったものの、その行く末はどうなるのか、
（現実問題としてスーツを制作する術がない）

自作のヒーローを作ってみたけれど、
「ゲームを作る」ことは私の制作の範疇ではないし…

ノベルゲームキャラを作った結果、
自分の絵は狭い世界観を表すのに適しているのと、
ゲームのシナリオを書くのは私の制作の範疇を超えるし…

そんじゃぁ、どうすっかね。

ってなった時に、

とにかく自分は描くことがしたい
キャラクターをつけることが出来る
そう云えば耽美絵だけは全然変わらなかった
良くも悪くも灰汁の強い絵面

結論

自分て根っからの耽美絵師なんじゃね?

と言うことになりました（撃沈）

まぁ耽美かとうかはともかく、
そこでキャラクターをつける意義というか、
まぁ何でキャラをつけないのかを考えた時に

自分の世界観を表したい
非視覚情報でも視覚的に見せたい

というのが根底にあるんじゃなかろうか、
というところに行きついて、
試しにモックアップ（試作品の試作品）を作ったところ、

これだよ!!

となって、K崎さんにも「これいいじゃん!!」と言われ、
題目設定に至りました<(_ _)>

たぶん、自分にとってキャラクターって云うのは、
そう云う位置づけなんだと思います。
…そう云う…？？

うーん、此処が説明できなくちゃいけないな、
よい、考えながら作るか!!