大分間隔が空きましたが、京都旅行レポ再開。 2010/07/20 (Tue)

えーと、なんか鬱鬱しい日記が続くので、
ネタを変えます。

鬱な記事ってどういう訳か連鎖するのでね（笑）

あ、あと、キャラクターデザインのお仕事を頂きました。
仕事と言っても、
学内のベンチャー研究会っていう団体の企画の仕事なんですが。
何かノベルゲーを作るそうです。
大人からすれば「報酬のない物は仕事ではない」みたいな事を
親に云われたんですが、いやいやいや。
私からすれば前進ですよ本当に。
だって経歴の中に書くことが出来ますから（笑）

どう言うものになるのかは定かではありませんが、

デザイナーは素人玄人問わず
みる人からすれば皆プロなんだから
「素人だから」は通用しないんだよ

って、今一番行きたい企業の一つのデザイナーさんに言われました。
技量の足りない私に対して、無視せず一言。
この言葉を頂いたから、その企業さんに行こうと決めました。
そのくらい、私にとっては大事な言葉。
その言葉を胸に、たとえ学生の企画に対してであろうとも、
持てる全てを使って全力で。
多分、これで何かが変わるはず。

さて。話題を変えて。

先々週の京都小旅行について!!

で、それに当たって。

hamamosaki先輩＞
ヒャッホウはまも先輩お久しぶりです!!
あれからサイトの方は大丈夫ですか?
tose楽しみにしてるので、頑張ってください!!

え、まさかの玩具屋さんですか…!!
そりゃ百合だと間違われますよ（笑）
でも良いなぁ面白そうw
あ、ちなみにラブホはあまり面白くなかったそうです。

ではでは、コメントありがとうございました!!
先輩大好きww（←

以下、京都旅行について。

えーとですね、何まで書いたっけ…。
そうだそうだ、マンガ喫茶で一晩過ごしたあたり。
マンガ喫茶では、せっかくネットが使えるので、
翌日何か面白い展覧会を見にはいけないかと検索。
東山、清水さんのあたり、三十三間堂付近、

…一寸遠いから無理だ

と、京都駅の伊勢丹7階で面白そうな展覧会を発見。
それを見に行こうと決めてから就寝。

翌日は午前中は京都出身の彼氏を持つ友人に、
京都散策に付き合ってもらって、
午後からはK崎さんと京都散策に行きました!!

まずお蕎麦屋さんでおひるごはん。

なんか、

納豆と卵を混ぜて泡立てたメレンゲ状のものが乗ってるお蕎麦

って云うのがあって、それが京都だけでしか食べられないと言うので、
それじゃあ是非に!!
ということで、K崎さんのカンパ付きで食べましたww

美味い（゜∀゜）☆!!

これは今度家族で行った時に是非紹介しようと思いました。

で、その次。

アステル書房って云う本屋さんへ。

この本屋さんが面白い。
アパートの一室にある超小さな本屋さん。

最近の本からもはや歴史書のような本まで。

多種多様な本がある、不思議な本屋さんでした。
何か、美術系の本も妙にコアなモノがそろってて面白いww

中でも1冊、「ゴシックと耽美」についての本があって、
それが個人的に超ヒット!!
が、購入するのにはちょっと気がひけたので（内容的に）、
瞼に焼き付けるつもりでガン見。

内容は

人体解剖・ゴシック・耽美・人形

という感じ。

内臓まで精巧につくられた人形を解剖してる写真が載ってる

って思って下さい。
杉田玄白の解体新書的な感じです。
え、一寸、ほら、そこで引いた人いるでしょ?
引いちゃ厭ですよー、もう。

なんだろ、印象に残ってるのは少女の人形の解体図。

安らかに眠ってるんだけど、腹かっさばかれて内蔵見えてる。
でも、その寝顔が何とも壮絶に色っぽい。

とか、

首から上の部分の皮膚を剥いで筋繊維を観察するための解剖図

これは男性の人形なんですが、んマーよくできてる。
人体模型とは違うので、それが結構おもしろい。

もうね、見た目は本当に痛ーって感じですよ、感覚的に。
なんだけど、その男の人形の寝顔は安らかで。
しかも首筋のあたりの筋繊維や腱の紡錘形とかが、
物凄く妙な色気を出してて、
何かみてて感覚的に痛いんだけど色っぽい
って云う感じ。

とか、他にも色々解剖されれるのに色っぽい写真とか、
死んで朽ち果てて言ってるのに色っぽい写真
とかが載ってました。

勿論全部人形ですよ、人形。

まさかそんなものをガチ本物見て愛でようなんて狂気じみた感覚は
流石の私も持ち合わせておりません。

もともと耽美って云うのは、
エロスの向こう側に「死」のイメージがあって、
だからこその「生の喜び」を表すもの、だそうです。
たしか、そう云う説明書きだったかと。（うろ覚え）
だから、耽美と死のイメージって、切っても切り離せないんですよね。

で、ゴシックって云うのが、何かこう「詰め込んだ」感じ。
あと、妙に怪奇じみてるのも特徴。
ゴシック建築を見れば、何となく察して頂けるかと。

上手く説明できないんですが、その本の内容は
そう云う「エロスと死と詰め込んだ美」って云うのが相まってる感じ。

もっと咀嚼して言えばあれですよ。
死んでこんなに綺麗なんだから、生きてた頃はさぞ…
って云う感じだと思うんですよ。

うーん、でも個人的には
耽美の中の死のイメージはあまり強調したくない。
死というものがあるからこそ「生きてるって素晴らしい」となって、
生きること＝エロスを求めることに繋がるとは思うんですが…

負のイメージを臨むエロス

よりも

エロスゆえに更に正のイメージを臨むエロス

の方が個人的には好き。
…まぁ結論、正のイメージが強ければ強いほど、
内包する負のイメージも強くなるんですけれどね（遠い目）

このバランスが大事。

えーと…何の話だっけ…そうそう、本屋の話。
アステル書房さんでは他にも色々面白い本が。
初版の三島由紀夫とかそう云うのまで置いてあるんですよww

もう古典の域!!

私としてはワクテカしましたww

で、本屋を見た後でK崎さん、
それから一緒に来てた同期とは別れ、別行動。
場所は四条河原町。
この商店街に確かエレファントっていうお店があるんですよ。

天然石取り扱い店

しかも2階には鉱石の査定をする事務所があって、
標本用の鉱石とか、加工したアクセサリー用の鉱石とか、
あと、石集めが好きな人用の鉱石とか!!

とにかく石が沢山ありますwww

そして私は鉱石集めるのが大好きなんですww

なので即入店。

ヤベぇww

超楽しいwww

かちわり水晶とか研磨水晶がかなりお手頃!!
それ以外の鉱石もわんさか!!
琥珀とかあるよこれ!!
うおっなんだこの石見たことない!!

そんなお店の中で一際興味を引いたのが。

セレスタイン

水色の綺麗な石で、形は水晶みたいなんですが。
これが綺麗で綺麗で。
一寸値段が高かったので買いませんでしたが、
凄く綺麗な石でした。

あと、人工水晶。
今や水晶も人工でできるのかぁと感心してみたり。
もう文鎮みたいなやつが安値であって、
思わず買いそうになりました（笑）

1階の奥にはかちわり系の手ごろな石がわんさか。
で、私はちょっと探しもの。

ラブラドライト

ムーンストーン2Pカラーとでも言いますか（笑）
黒いムーンストーンだと思って下さい。
ムーンストーンって云うのは乳白色の石で、
角度によって青く光る石です。
オパールとちょっと似てます（鉱石的にはぜんぜん別物ですが）

そのブラックムーンストーン、もとい、ラブラドライト。
いつも行ってる大好きなサイトの管理人様が、
この石が大好きで集めていらして、
その写真をみて興味がわいたんです。

が、徳島でそんな石を売ってるようなお店がほとんどなく…

多分ここならきっとあると確信して、いざ探索。

みーつけたw

もうかごにワッチャリ盛ってましたww
そしてその中から運命の1つを見つけるため、
15分かけて全部見る。

握り心地の良い大きな石はやっぱり1000円少々するけれど、
否でも全然安い。
ただ、今回は大きなものを求めているわけではなく、
どれだけ綺麗に光を反射するものがあるか、
に重点を置きまして。

そして戦利品。

←4cmくらい。

まずこいつ!!
これを見た時ははっとしましたww

なんてきれいなブルー!!

即購入決定。
値段も500円+消費税で相当に手ごろ。

で、もう一つくらいと探していたら…

あった。

←これは3cmあるかな？

この石の淡いブルーが非常に良い感じww

こちらは600円。
それでも全然手ごろ。
という事で、この二つと、妹へのお土産を買って、
お店を出ました。

次の行く先は京都マンガミュージアム（リベンジ）

フィギュア展を見てきました!!

等身大北斗の拳の人形がありましたが…
何故かがっかり。
後から考えると、ただ立ってるだけだったからだと理解。
北斗の拳は動いてなんぼだと思いました。

他、「あぁっ女神さま」の運命の3女神、
ウルド・スクルド・ヴェルダンディーの大きなフィギュア。

これ見たかったんだ!!

もうもう、めっちゃ可愛いww

ヴェルダンディーは本当に可愛いと思います。

あと、海洋堂の人形師ボーメさんのインタビューとか、
彼の作品とか。
あの妙な説得力と異常な存在感。
圧巻です。（真顔）

その他、NHKの人形劇「三国志」のフィギュアとか、
80年代のフィギュアとか、
仮面ライダーとかもちょっとあったかな?
エヴァンゲリオンもあったし、色々ありました!!

もう楽しい!!

色んなフィギュアみてると、技術が進歩したんだなぁと実感。
自分では作れないけど、作れたら楽しいんだろうなぁと思いました。

で、京都旅行の最後。

京都駅伊勢丹

此処で「にゃんとも猫だらけ展」というのがあったので、
それを見るべくマンガミュージアムを後にしました。

次回へ続く