速水さんはおいしいところを（必ず）持っていく 2009/07/05 (Sun)

…という事は分りました（笑）

はい、ハンチョウが今私的に熱いです（＞w＜）ノシ

先日就職活動のセミナー受けに行く前に、
我らが徳島そごう内の紀伊国屋さんまで走って買いました!!

安積班長のシリーズの文庫の…
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何だっけ
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そうだそうだ!!
「残照」
て言う巻です。

出版年と再版年見る限り、割と初期の作品ですよね。
第一作目から買わないのは私の十八番です（笑）
コミックも1巻目から買うことがほとんどない事で有名ですから（ニヤリ）
まぁそれあそれとして。

とりあえずなんで「残照」を買うことにしたのかといえば、
裏表紙の粗筋見てこれは面白そうだ!!
と直感で決めました…
や、半分は速水さんのせいでもあるんだけれど（笑）

という事で、今日はハンチョウ語りでもしようかな（゜∀゜）
いつもみたいに長いかもしれませんし、
腐女子的内容とか同人内容とかも含まれると思いますので、
苦手な方とかは今のうちに逃げておいてください<(_ _)>

ではでは続きからどうぞw

で。

まず小説を読んだ第一印象ですが。
まだまだ序盤なんですけど、や、

この文は良い!!

なんていうかなぁ、リズムがあっていいなぁと。
基本的にこういう刑事ものとか探偵ものとかは
全体的に文章も人物も堅苦しいイメージがあって、
全部が全部そうではないとは思うんですがそれが先行して
あんまり手をつけた事がない分野だったんですよね。

が、今野敏氏の文章は面白いと感じました。
理由は今言ったように文にリズムがあると感じたことです。
そうですね、夢枕獏氏の陰陽師と同じ印象です。

読んでてトントントンと読むことができるから疲れないんですよ（笑）

どこかのサイトで「ラノベのような」という感想を聞きましたが、
確かに。
他の推理ものや刑事もの小説よりも親しみやすさを感じます。

まだちゃんとシリーズ通して読んでないので、
考察するにはデータが少なすぎるので今回はこの程度でご容赦を。
3作くらい読み終わったら多分何で親しみやすいのかっていうのは分かるかもしれない。
…ぁ、比較対象に何か別のやつを読まなくちゃいけないのも事実か。

さて。

小難しい事はその辺にしておいて!!

安積班長と速水直樹について!!

まず安積班長ですけども、何なんだろうね!!
この人絶対私を萌え殺そうとしているYO!!
ドラマと全然キャラクターが違う気がするんですが…。

ドラマの方のイメージは
普段は穏やかで寛容で包容力があるけど、
いざというときはビシッと締めていくし厳しいことも言う。
部下の事を大切にしてて、信頼してるし信頼されている。
万が一何かあった時には自分から盾にでもなれるひと、
そういうイメージだったんですが（大分贔屓目ですけども）、

小説の班長は何か
デリケートというよりも神経質、
どこか達観的で退廃的なものの見方で高みの見物、
部下を信用はしてるけど内心は微妙な感じを抱いてる。
何となく人間不信。

咀嚼していってしまうと、非常極まりなく人間臭い。

そういう印象です。
ドラマの方の班長はそれこそ上司の鑑的な、
アイドル的なキャラクターじゃないですか。
正直こんな良い人１００万人に一人いれば良い方だ!!
…的な（笑）

でも、小説の班長はどこにでもいる、というよりも
だれしもが胸に抱いてるどす黒いところとかがあからさまな、
むしろそれを代弁してるんじゃなかろうかという感じの人間像です。
顔と口と腹の中は違うっていうね（ニヤリ）
そういうどす黒さがものすごくリアルだと思います。

だから読んでて面白いのかも（笑）

さて、一方の速水ですが。

彼はドラマとほぼ一緒の印象です。
強いて言えば小説の方がやや直情的な感じがするかな。
静かにでもものすごくカッとなる人間。
ある意味一番怖いタイプかも…（苦笑）

ドラマはおちゃらけた感じの３枚目で、
だけどいざとなると皆を助けてくれる懐刀とでもいいますか、
将軍お抱えの忍者的な印象でした（←その例えもどうよ）

確かに飄々としててつかみどころはないんですが。

が、
小説の方では何かそこにニヒルさがあってアイロニック。
咀嚼してしまえばシニカルなキャラクターだなぁと。
傍観者というがふさわしいキャラですね。

こっちも小説版の方がより人間臭い感じです。

こいつ絶対腹の中わかんねえなって言う感じの。
あー、でも結構人間が好きなのかも（笑）
だから直情的な印象を受けたような気がします。

あ、あと、
安積班長の事好きすぎるだろうと（笑）

残照の初めの方で交通機動隊への呼びかけがあって、
何で俺が出てこなきゃならんのだ!!
と、正直理不尽な感じで安積班長に話しかけてきたくせに、
安積班長から「お前の得意分野だろう?それをあてにしてるんだよ。」
みたいなこと言われて
だったら最初から「お前が」俺にそう言えよ～
って機嫌が直ってしまうとか…
一寸旦那!!!!
アンさんどんだけ安積班長がお気に入りなんですか!!

これはあれやこれやと考えず、
とりあえず速水の一番のお気に入りは安積班長だ!!
という事にしておきたいと思います。

明らかに速水の一方的片思いな気がしますけど（笑）

安積班長的にはあーもう仕方ねえなこいつ…
とか思ってそうですが（笑）
やや、でもここはきっと最高にいいコンビに違いない（＞ワ＜）

あれですかね、安積班長の神経質そうなところが
ほっとけないんでしょうかね、速水は（←ハイ妄想）

…は!!
二人の事だけで話についてなんも語ってない（汗）
じゃ、ま、本文感想はまた後日という事で。

皆も読めばいいと思うぉ!!