昨晩のスマステに 2009/08/09 (Sun)

GACKTさんがでてましたね。
まさかの劇場版仮面ライダーディケイドで
ライダーマンですってww
これは見に行くしかない!!

で、その特集で全ライダーの秘密秘話的なのが。
初代に始まりディケイドまで!!
母と二人で見てたんですが…
「あ、これ知ってる!!」
「これ見てた!!」
…
…
…
ママ上よ、何でそんなに詳しの?
娘驚愕です。
村上弘明さんもスカイライダーかなんかでデビューなさったんでしたっけ。
村上さんと言えば八丁堀の七人の青山様ですよ!!
青山様はマジでかっこいいですよ!!（ちょっとヘタレなところとかがまたw）
かっこいい渋い上司ですww
若かりし頃は仮面ライダーだったと知って、母が驚愕してました（笑）

さて、ライダーの話題で持ってくるってことは勿論
我らが響鬼@細川茂樹さんですよ!!
や、やや、可愛いなぁかっこいいなぁw
あの「シュッ」っていう敬礼は……アドリブなのか?
細川さんは細かいところのお芝居が非常にうまいので、
台本にあったかどうかっていうのがすごく気になります（笑）
…書いてなくてもやるっていうのが役者さん何でしょうけれど（＾＾）
で、細川さんネタで、続きから義経見た感想。

義経

確かこれの最終回やってた頃に
里見八犬伝（TBS）やってたんだよね。
だから義経は死んでから転生して犬塚信乃になったんだ!!
とちょっとあほなことも考えてました（笑）
え、だってラストとか絶対そうだよ!!

…は!!
八犬伝語りだすと止まらなくなるので自重します。

さてさて。

細川さんの演じてた人物は平重衡（たいらのしげひら）
…人名で打っても変換されないというこのもどかしさよ…!!
えーと、徳子のお兄さんで…ん?
これは、男兄弟のうちの末っ子の方になるのかな?
（日本史の教科書開いてます）
ははぁ…末っ子とは思えないんだけど（笑）

まぁー、割と出張ってる人物。
エピソード的には
奈良炎上
祇園女御
水島合戦
千手前
があるみたいですねぇ
…うっかり読んだことのない巻の話ばっかり…!!
大学の授業で読んだのは3巻までだからなぁ…
6巻から先か…（汗）
あと何がうっかりって…

重衡さん木曽殿と絡んでるってどういう事よ!!

くそう、どっちも取れないじゃないか!!

…あ、話がずれるところだった。
えーと、11巻の重衡処刑の話は、千手前の話なんでしょうね。
原本読んでないからよくわからないんですが…
すけこ（介子…輔子?字が解らん；）っていうお嫁さんとの今生の別れのシーン。
何が、何が琴線に触れたって…
髪を喰い千切って形見にする重衡…!!
この悲恋をどうしてくれようか…!!（涙）

平家の残党で捕えられた重衡は奈良を焼き討ちにしたことを咎められ
処刑されることになるんですね。なんとかっていうお寺で。
で、今がその時と覚悟を決めたところに妻のすけこが来るんです。
今一度!!
やっぱり妻を残してこの世を去るのが偲び難い重衡。
僧侶の大将もその様子に心打たれたのか、最後の暇乞いの時間をくれます。

「どうか御形見を」

すけこが最後の贈り物をねだります

「形見と言うても、今やこの身一つ」

財がなければ刀もない
ぼろ布まとったような落ちぶれた重衡に
妻に形見として残してやれるものはもうない。

「!!」

そこで重衡は思いつきます。
我が身一つなら、それを渡せばいい。
自分の乱れた髪を引っ張って一握り。
刀がないので切り取るものもない。
なれば喰い千切るまで。

何度も何度も噛み切って、ぶつり。
すけこに渡せるものと言えばその遺髪だけ。
そして最後に言います。

「決して私の後を追ってはならん」

夫に死に遅れる辛さはいかばかりのものであろうか。

「生きよ、寿命尽きるまで生きよ!!」

残されるすけこが不憫。
残して死ななければならない重衡も不憫。

「さすれば、来世でまた回り逢う事もあろう」

今も昔も
わりなき無常の理なれば
今は斯うとはおもへども、
ただゞおぼつかなきことは、
あはれ去り難き妻のことなれど、
あとを頼むたよりもなし。

重衡はそう言う感じだったんじゃないかなぁ。
平家は滅んでしまって、自分も死にゆくけれど、
妻はにはまだまだ生きてほしい。
そうはいっても、やっぱり心配。
でもどうにもならない。

最期、決意をした重衡。
心配で心残りでならなかったとは思うけど、
潔く散って行った姿には、
奥さんの事が本当にいとおしかったんだろうなぁ…
という印象を受けました。

それにしても

「さすれば、来世でまた回り逢う事もあろう」

この一言がまずかった…!!
確かこう言ってたとおもんですが…
無理、無理無理無理!!!
涙を抑えることができません…・!!!
来世って…
来世って…!!
そんなんすけこが可哀想過ぎる!!

まさかの悲恋ドラマに打ちのめされました…orz

更に細川さんの演技がね…!!
臨場感上げるんですよ…!!
私的には
重衡が自分の髪を喰いちぎった後、
口を拭うところがあるんですが…
ここでやられた…。
なんだろう、何だろうね…
髪を喰い千切る、普通ならあり得ない狂人じみた動きだけど…
この一寸した動作でごくごく自然に見えるんだ。

演劇とかには全然疎いから、専門的な事とか、
評論するようなことは何も言えないんだけど、
細川さんの凄いところってそういうところだと思うんだよね。
非日常的な動作を日常的な動作みたいに見せるところ。

まぁもちろん、時々その演技が鼻につくなぁ…
って思わないわけでもないけど（笑）
長所であり短所である、て言う事なのだろうね。
私は長所としてとらえてるけど!!

細川さんの演技中の小さな動作、
何度も言うけどすごく好きなんだw
これに注目しながら作品見るっていうのも、
また一興じゃないかな。

響鬼、そう言う見方してもいいかも。
デザインが勿論主なところだけど、
そういう役者の動作を通して
キャラクターの内面もそろそろ注目しても良いかな。
ストーリー制作用に（笑）
よし、長い!!
長いからひとまずこれで終わっとこう（笑）