第2回東京一人旅with就活、試験前日は観光だ。の巻き2 2010/05/23 (Sun)

←作ってみました、昼ごはんに。
何か唐突にサンドウィッチ食べたくなったので、
妹に「なに挟みたい?」と聴くと…

・たまご（焼いたやつ）
・チーズ（溶けるやつ）
・温かいの食べたい

とのことだったので、取りあえずホットサンドと、
私が紅茶の肴にキューカンバーサンド食べたかったので、
材料買ってきてせっせと作りました。

まぁ、味について自分で言うのはおこがましいですが。
個人的には割とよくできました。
ちなみに、キュウリは強めの塩味だけでは物足りないので、
レモン汁につけて簡易ピクルスにしました。
…一寸塩がきつく出たけど…まぁ問題はない。
水っぽいキュウリより、味あるやつをはさみたいので（笑）

あとは、徳島の（何故か）名物だと言うフィッシュかつ。
カレー味なので、チーズと挟んでホットサンド、
レタスと挟んでフィッシュかつサンドにしました。
こいつが結構優秀なんだ。

紅茶はセイロン＋ルフナ（目分量ブレンド）です。
ちなみに、上にある卵焼きは挟むのに余ったやつをまとめたものです。
まとめると見た眼サラダになりましたが、実は残りものというのは、
あなたと私の間の秘密です（笑）

さて。
まぁ昼ごはんの事はこのくらいにして置いて。
一寸さかのぼりますが、東京旅行with就活の続きです。
六本木と渋谷と原宿での出来事について。

旅日記なので長いです。
興味のある人は続きからどうぞ!!
あ、用事は先に済ませておいた方が良いですよ☆

さて、東京都庁付近で何かの撮影隊に鉢合わせしつつも、
何とかホテルへたどり着き、
まさかのホテルから徒歩7分の場所に目指す企業様を見つけ、
取りあえず午前中にすべきことをすべて終えた私。

…これは今からまっすぐ六本木へ行こう!!

という事で、ホテルに引っ張ってきた荷物を預け、
肩掛けカバン（実は就活用）を引っ提げて、

いざゆかん六本木!!

新宿駅へとまいもどり、路線図を頼りに
suicaです～いすいと改札を通りながら、
無事に六本木駅へ。
…いや、駅に行くのは全然大丈夫なんだ。

問題はここからだ。

六本木の駅を出てすぐ。

…何処だろうここは…

暫くきょろきょろしながら歩いていると、
なんか新しいんだか古いんだかわからないけど、
取りあえず間違ってはいなさそうな看板に

六本木ヒルズこの先100m前方左側

とあるではないですか。

たぶんまっすぐ進んで行けばあるはずだ!!

という事で、歩くこと数分。

…100mってこんなに長かったっけ?

でも六本木ヒルズへの地図を持っていなかったので
…だってアクセスみたときに六本木駅から即って、
すぐに見つかりますって、そう書いてあったんだもん!!
仕方がないのでそのまま歩き続ける。

ちなみに引き返すという選択肢はない

たぶん感覚では300mくらい歩いたところで、
あたりを見れば…

んまー（゜Д゜）

人間はどうしてバベルを目指したがるんだろうか!!

という感じのどえらい建物を発見。
…どうやらこれが六本木ヒルズなるものらしい。

…やっぱり東京の建物はおかしい

そんなに高くする必要は何処にあるのだろうと、
思いつつ、そんなことは誰にも聞けないので、
とにかく入口を探す。

今回の目的は六本木ヒルズ53階森美術館
そこで買いされている現代アートの展示会。

六本木クロッシング2010展：芸術は可能か?

というやつ。
わが憎らしくも尊敬する恩師K崎さんが、
（何故か見てないけど）今をときめく作家が集うと言う事で、

絶対に行くように!!

と、勧めてきたのが発端。
まぁどうせ今年は授業もほとんどないし、
就活とかしかやることがないので、そのうちいけるだろうと…
思っていたら機会はすぐに訪れて。

さっそく森美術館を探す。

取りあえず見つかるが…

入口はどこ?

どうやらエレベーターの先らしい。
まぁまぁと思って乗っていった先で…

当日の客は何処から入るの?

お兄さんに聞くと、取りあえずチケット売り場まで案内される。
同時開催ボストン美術館展も気にはなったんですが、

でも今日はまだ渋谷の人形の美術館にも行きたいから!!

という事で、学生割引で展望台込みのチケットを購入。
直通エレベーターでいざ出陣!!

さて。
・
・
・
どこから入るの?!

森美術館て何故か作りがややこしい。
もう少し解りやすくはならんもんなんだろうか…

まぁそれはとにかく。

印象的な作品。

まず入ってすぐの所にあるピザの箱の山。
本物かと思いきやよくよく見ると全部フェイク。
しかもそこには皮肉な文句が!!
思わずニヤリとしてしまう作品でした。

同じところには紙袋を切って、
その切ったやつで小さな木のオブジェを
紙袋の中に作る、という作品も。
まぁなんて小さな木ですこと!!
でもよく考えれば、紙ってもともと木だったよねぇ…
なんてことをふと思わせられる作品でした（笑）

その次の所にある写真作品も面白かった。
何か色々風景とかを取っているんですが、
中に唐突に熊のなめし皮を作る光景とか、
（食用?）イヌの皮をはいだ後の頭の写真とか、
思わず見てしまうような写真ばかり。

その次のフロアにあった
食品をぐっちゃぐちゃにしたところに、
ひと組の男女の接吻している白いマネキンがある、
て言うのもおもしろかった!!
勿論食品は全部ろうとかアクリルっぽい物のフェイクですが。
絶対にありえないようなところで男女の愛の行為。

これが生々しくてエロい!!

あと、フェイクもものすごく精巧なので思わずガン見。
中にはものすごく美味しそうなものとか、
これは絶対に触りたくないっていうものとかも（笑）
立ち止まって見入ってしまう作品でした。

同じフロアにあるのが、何故か市販されているCD。
ケースも中身も歌詞カードも。

しかも。

CDは試聴もできる!!

色々有名なミュージシャンやグループのものもありので、
何だろなと聴いてみると。

ダダン、ダダ、、ダダ、ダダン♪

Σ（；゜Д゜）））

何の洗脳ソングかと思って解説をよく読めば、
なんとCDを描いた本人の肉声。

え?!

じっとCDを見てみれば、
なんとそれは物凄く精巧に手書きで描かれた偽物!!
CDだけではなく、そこにあるもの全部が偽物!!

上手いことだまされた!!

でもよく考えれば、
なぜジャケットやCDを見ただけで、
何の疑いもせずに本物だと思い込んだのか。
量産品のように見せかけておいて、
実は全部一点もの。
しかも、よく見ると偽物。
認識に対する皮肉のような。

…作者の意図とは違うと思いますが、
私はそう云う風に感じる作品でした（笑）
ほんと、ぱっと見は全部本物なんだから…

それから、刺繍の作品。
雑誌のある部分をとても丁寧に細部まで、
全部刺繍で描き上げた作品。

気がふれているとしか思えない

と、思ってしまうほどの丁寧さ。
なんせ透けている裏ページの移り込まで描いてるんですよ!!
全部糸で!!
しかもきらきらしててすごく綺麗w

あと、アーティストと本人が定期的に
パフォーマンスをしている作品もいくつか。
運よく、「時間を追っていく」作品に参加できました（笑）
たしか「物事は何処から始まりどこで終わるのか」
的な事を意識させる作品。
自分よりも先に来たお客さんとかが移っている映像が、
自分の前で流れていくんですよね。
で、パフォーマーは何かごそごそやってる。

でもよく観察していると。

あれ?

それってもしかして映像の中でやってることと同じこと?

でも、
今はじめてやるのか、
今までやっていたことなのか、
それとも思い出してやっているのか、
その区別がつかない。

つまり、何処で始まって、何処で終わるのか。

これは面白い。
ちなみに、私がいた部分もたぶん、録画されている（笑）

それから…そうそう、
車でハイウェイを走っているのを録画した映像を、
画面を幾つぐらいかなぁ…40はあったかな?
そのくらい分割したところに、微妙に時差をつけて、
同じ映像を流す作品。
BGMはメイビー5.1チャンネルのサウンドで
車のモーター音を大音量で流す。

映像は見事な万華鏡のようで面白い。
でも、車であることを忘れられない（笑）
一瞬見たら何かこう、CG的なものかと思うんですが、
実は全部ハイウェイの映像なんですよ。
不思議な感じで面白い。

同じような映像作品では、
ワイングラスを水でぬらした指で鳴らす、
という映像を、4方向ぐらいで壁に映して、
エンドレスでその音を流す、というもの。
たぶん、音は重なって流れてたと思うんですが。

物凄く居心地が良いんですよ!!

基本的に美術館なので、空調はやや涼しい感じ。
何故かと言えば、あまり暖かかったり、
湿度があったりすると作品が痛んでしまうので。
そんな環境の中で、輪をかけて涼しい音に涼しい映像。
しかも、ワイングラスを鳴らす音って妙に心地いい。
思わずそこで10分ぐらいボーっとしました。

それから、ヒトラーをパロディ化した作品。

明らかにおかしい。

よく見るとナチスのトレードマークが全然違うものだったり、
ドイツ語かと思ってよくよく聞いていると、

「アホタ～レ、バカタ～レ」

と聴こえてくるではないか!!
え、ちょっと待て!!

もしかしてこれ全部関西弁なんじゃね?!

もうおかしいのなんの（笑）
でも、性質が悪いのは笑っていいものかどうかに困ること（笑）
ナチスの問題は、歴史的に見てもかなりデリケートな問題ですし、
笑って話すようなことではもちろんありません。
だから、見てる人の顔もそれなりに真剣。
（作品鑑賞という意味でも）

しかし、私は気付いてしまった…!!
このパロディは笑いたくてたまらない。

あれはある意味笑のつぼにはまった人にとっては拷問です（笑）

同じフロアにはヌード写真なのか、ポルノ写真なのか、
というのを投げかけてくるような写真作品もありました。
なかなかおもしろかったです。

あとはそうだなぁ…

自転車の反射板を使った作品!!

攻殻機動隊とか、メカ系とか、
あるいは、デジモン的なvirtualな感じのものとか…
古代遺跡の文字盤とか
そう云うのが好きな人は一寸キュンとするかもしれませんw

心ひかれる作品は沢山あったんですが、
今言ったようなやつは特に気に入りましたv

で、エピソードとしては。
CDの作品なんですが、これ、試聴できるんです。
試聴機の中にCDが入ってて、その上には、

「ご自由にお聞きください」

との表示も。

よぉーし、じゃあきいたろやw

と思って、私は機嫌よくヘッドフォンを手に取りました。

…
…
…
何だか視線を感じる（゜皿゜；≡；゜Д゜）
…
…
…

ふと眼だけで横を見れば…

会場にいる学芸員さん、あるいは、
ボランティアか、森美術館の従業員さんか…
とにかく、
耳にイヤホンはめた会場管理のお兄さんの視線。

ひとしきり私をにらんで、移動。

一寸待ってよ。

だってここにご自由にどうぞって書いてあるじゃない!!
何でそんなににらんでくるの?!

まったくもぅ!!
思わず焦った一瞬でした。

で。

次は展望台へ。
うっかり間違えて屋外展望台に行くことになり、
まぁこの際だからいいや☆
と、追加料金を払いつつ、ヒルズ最上階。

ふォオオオオΣ（；゜Д゜）オオオオ!!

スゲ!!
東京が一望できますぞ殿!!

取りあえずそこから、
この前NHKのブラタモリでタモさんが行ってた
迎賓館を見つつ、
たぶんあの辺が皇居なんだろうか?
とか思いつつ、
あれもしかしてビックサイト?
とか思いつつ、

もしかしてあの辺りって安積のいるあたりなんじゃねw

と妙に浮かれてみたり、
東京タワーが思いのほか小さいかもしれないなぁと、
今まで思いもしなかったことを思ってみたり。

うっかり携帯のバッテリが切れて、
何も写真が残ってないんですが…orz

実に面白い風景でした!!

もう見ても見てもあたり一面ビルばっかりで、
ポップアート的な意味で気持ち悪いww
集合しすぎだと思いました。

屋上緑化とかもありましたが、
うーん、正直な印象、気休めですね。
その癖、新宿の方とかは街路樹は立派なんですよねぇ。

あぁ、でも、迎賓館とか、皇居と思しき場所あたりは、
結構自然が残っている印象でした。

…あと、墓地が凄いね。
あれ絶対に自分の家の墓を見失うと思いました。

屋内展望台をぐるっと回って、
イ・ビョンホンのアイリスのどでかい看板をみつつ、
あぁ、イ・ビョンホンはかっこいいなあ～とか思いつつ、
うっかりレストランに迷い込みそうになりつつ、
帰りは帰りで下りのエレベーターが何処なのかに迷いつつ、

さらば六本木ヒルズ!!

…と思ったんですが、
まぁせっかくだし、と、
近くにあったクロエの入ってるお店を見つつ、
…いや、アニック・グタールの香水とかあったけどさ!!
有名なところの香水がいくつもあつたけどさ!!
流石に買えないから!!

そう云えば、地図にテレビ朝日本社が近いとあるなぁ…

という事で、我らがテレ朝ヒーローのある種の本拠地（笑）
を一寸見て行こうと、
大回りして散歩して、けやき坂って云うところをのんびり歩いて、
…此処もブランドがひしめいていてすごいなぁと思いましたけど。
エスカーダとかゴルチェとか。
あ、此処のガラス製とおもわれる椅子のオブジェがありましたけど、

是非とも持って帰りたいw

と思いました。（まぁ無理ですけど）
涼しそうで、凄く綺麗でしたw

そんでもって、そこからの帰り際に
ジェラテリアを発見。
暑いし、甘いもの欲しいし、そろそろおやつだし、
という事で、キャラメルを買ってもそもそと食べ、
うっかりとなりの天然石ショップに寄ろうとしてしまったり
（寄ったら絶対買ってしまうから）
そして、帰りの六本木駅への道で再び迷いつつ、
次の目的地渋谷へと向かうのでした。

…あるぇ、長いな☆
じゃあこの後渋谷編書きます!!
渋谷については書きたいことだらけすぎるんだ!!