最近の作業曲は甲賀忍法帳 2010/01/20 (Wed)

バジリスク～甲賀忍法帳～

のオープニング、すんごい好きです!!
三味線入ってるロック!!
和風ロックは大好きだ!!
…まぁこう言う事はまた日を改めて、
機会があれば話ましょう（笑）

今日はこんなバトンを探し当ててきました!!

アクセス解析の中で、
「阿波弁・バトン」という何とも面白そうなものが。
ググってみると、ちらほらと方言のバトンが出てきました。

で。

面白そうだったので、拾ってきちゃいました☆
ではでは張りきってまいりましょう!!

方言バトン

ルール：次の台詞をあなたの方言（よく使う言葉）で書き換えなさい。

私の場合は父方が生粋の大阪人なので、
阿波弁に大阪訛りとかも入ってるんですけど…
まぁ何とかなるかな☆
ロジャー、回答はじめます!!

Ｑ1：今、何していますか？

「今何しょるんで？」

とか

「今何しょん？」

とかですかね?
ちなみに「何」は「なに」ではなくて
「なん」と発音することが多いです。

Ｑ2：とてもだるいです

「ごっつい（めっちゃ）しんどい」
「ごっつい（めっちゃ）えらい」
「ごっつい（めっちゃ）せこい」

とかですか…2番目は大阪方面ぽいですね。
「すごく」は阿波弁だと「ごっつい」が多いかもしれない。
でも私は、「めっちゃ」も使います。

特に使い方があるわけではないんですが、
例えば風邪ひいてだるいというときなんかだと、
「風邪引いてしんどい」とか「風邪引いてせこい」です。

あ、
でも「せこい」は「苦しい」のニュアンスがあるからちょっと違うかも。　
「えらい」も使わんこともないかなぁくらい。
「疲れた」で「えらい」を使う事が多いんじゃないかなぁ…

ぬぅ、改めて考えるとわからん。

Ｑ3：どうしてだめなのですか？

「何であかんの?」
「何であかんのえ?」
「どしてだめなん?」
「何でだめなん?」
「どして？」

でしょうかね。
「あかん」は大阪の「アカン」とは
微妙にイントネーションが違うように思います。
2つ目とか3つ目辺りが徳島っぽいか?（笑）
もう一つ、疑問文の最後の語尾に「け」とつけるのは…
確か鳴門の方…だったかなぁ…
間違ってたらごめんなさい。

Ｑ4：きちんとドアを閉めてください
 
「ちゃんと閉め（閉めて）よ」
「きちっと閉めない」
「ちゃんと閉めてき（閉めてきない）」
「ちゃんと閉めるんじょ」

「～してください」は阿波弁でも普通に敬語で言いますので、
今回の表記は「です・ますの丁寧語」ではないのであしからず。
お母さんが子供に言う命令形の言葉、だと思って下さい。

ふふ、そろそろ阿波弁の言い回しが出てきましたね（笑）
特に2番目とかそうじゃないかな（笑笑）

どっちや!!

ってかんじでしょ、他県の人からすると（笑）
阿波弁はこういう言い方が結構あります。
代表的なのは
「あるでないで!!」　　
これ、どっちだと思いますか？（笑）

Ｑ5：本当にやってはいけない事があります。
 
「ほんまにやったらあかんことがあるんよ」
「ほんまにやったらあかんことがあるんでよ」
「ほんまにしたらあかんことがあるんじょ」
「ほんまにしたらいかんことがあんねん」

この組み合わせではないかなぁ…主に。
多分人によってまちまちだし、地域性もある、
加えて私が関西なまりなので、一概には言えないんですが。
だけど、上記の言葉の組み合わせだったら通じるはず。

Ｑ6：あの方とても格好良くないですか？

例えば細川さんを発見したとして（そう言うシュミレーション?!）

「あの人めっちゃかっこええよな!!」
「あの人ごっついかっこええよなぁ!!（?）」
「あの人男前でぇな!!」

とかだと思います、口から出るとすれば。
「の」がつぶれて「ん」になることもあるかもしれない。
「あの人→あん人」ていうかんじで。

2番目とかは感嘆の言葉と似てるけど、非なるものです（笑）
「ごっつい」は関西弁のとほぼ一緒かなぁ…ニュアンスが。 
「～でぇ」ていう語尾は結構あるかも。

Ｑ7：はやく動きなさい。
 
「はよう動き」
「はよのきない」
「さっさと動き」
「さっさとのき」
「さっささっさ動き」

…ちょっと「のきない」違うんですけど、まぁいいか。
「のきない」っていうのは「そこを退きなさい」てことです。
「そこから動け」って言う「別の場所に移動させるための使役」
という意味では、きっとニアリーイコールだと思います。

あ、あと繰り返し。
これも阿波弁の言い回しです（笑）

例えば「～してばかり」という場合は、

「～してして」

という具合です。
もっと強調するのであれば、

「～してしてしぃまわる」

という感じ。

応用すると「本当にもう、日がな一日寝てばかり!!」
と相手を叱る時だとすると、

「ほんまにもう日がな一日寝て寝てして!!」

という感じです。
あ、はい、よく母や祖母から云われます（笑）
最上級で来ると「寝て寝て寝ぇまわって」となります（笑）

Ｑ8：笑いながら食べてはいけません。

「笑いもって食べたらあかん!!」

だとおもうな、これは。
「あかん」の後ろにもうちょっと補って、

「笑いもって食べたらあかんのでよ!!」

とくるかもしれない。
「もって」は「持って」じゃなくて「以て」だと思いますが、果たして。

Ｑ9：あの方が言っているから仕方がないです。
 
「あの人が言いよるけんしゃーないな」
「あの人が言うけんしゃーないな」

とかですかね。
「しゃーない」が大多数ですが、
友人は「しょがない」とも言います。

「けん」は「～だから」という意味。


Ｑ10：頭大丈夫ですか？

例えば走って転んで頭を打ったとして。

「頭いけるんで?」
「頭どうもないで?」
「頭は?いけるん?」

…言葉だけ聴くと酷いかも（苦笑）
「いける」は関西弁と同じで「大丈夫」の意味。
そして2つ目。
やっぱり見ただけではどっちか判別付かない（笑）

Ｑ11：では、もう帰ります。

「ほなもう帰るわな」
「ほしたらもう帰るけん」
「ほな、もういぬけんな」

多分3番目じゃないかな、解りにくいのは。
「いぬ」は古語と同じで「去ぬ」の意味です。

だから例えば相手に「早く帰りなさい」という時は、
「はよいによ」
「はよいねよ」
と言う具合で言います。
たしか、神奈川県か神戸の友人が、
これを聞いて「あっちへいけ」のほうで
意味を取り違えていた覚えがあります。

Ｑ12：お菓子を余分にもらいました。
 
「お菓子余分にもろてきたじょ」
「お菓子余分にもろたんよ」

「余分」という意味の阿波弁はあまり聞いたことがないので…
あんまりおもしろくない回答ですね。

あ、この語尾に「じょ」をつけるのは、
阿波弁の特徴ですね（笑）

ただ、私は大阪なまりがあるのであまり使わないんですが、
生粋の阿波女である母と祖母は良く使います。
あと、解りやすいのは超ローカルのスダチの宣伝とかで、
おばあちゃんたちが言ってる言葉ですかね（笑）
明らかに何か変ですけど、使い方は正しいんです。

例えば「おいしいよ」という場合、
「おいしんじょ」
という感じになります。
多分、近しい友人とかのよこの関係で使う言葉じゃないかな。
流石に上下関係では使わないかなぁ。

だから、どう言ったらいいかなぁ…
こう、マンガとかのキャラクターとかに
言葉の語尾の変な奴とかいるじゃないですか。
「～だじょ!!」とかね（笑）
そう言う類とは全然別の使い方です。

解りやすい例、になるかどうか解りませんが、
例えばお母さんが5歳の子供に買い物を頼むとします。
その時にチューブの『わさび』を買ってくるように言ったとしましょう。

その際に『からし』と間違わないようにチューブを見せて、
「これ（からし）とはちがうのよ」と言うところを想像してください。

このお母さんの言葉を阿波弁で言うとすると

「これとは違うんじょ」

という具合になります。
「違うんじょ」が「ちゃうんでよ」「ちゃうんじょ」
等々になることもありますが、「じょ」の使い方は同じ。

その他「そうですよ」を「ほうじょ（じゃ）」というので、
この語尾の「じょ」は念を押す時の言葉の用法といえます。
…たぶん。
言語学が専門じゃないので偉そうなこと言えないんですが（苦笑）

これを応用して「それは違うんだってば!!」という場合
「ほれはちゃうんじゃって!!」
という具合になったりします。
もちろん「ほれはちゃうんじょ!!」と
「じょ」を強く言う事でも同義です（笑）

Ｑ13：終わりです。
 
時と場合によりますが…。
でも普通「終わりです」はプレゼンとかの時なんかで使う言葉なので、
そのまま「終わりです」と言います。
だから…
「終わりじゃ」
「最後じゃ」
という言い方でほぼ同義の意味になるは…ず。


どうでしょう、一寸は阿波弁わかって頂けたかな?
これ多分、
徳大のアジ研の言語学の教授に聞けば一発なんだけどな。
絶対聞いてない事まで教えてくれると思う（笑）

あと、免責事項ですが、
私は言語学を専攻してないので、
上記の回答の解説に専門性は無いと思って下さい。
なので、もし皆様の中で言語学専攻で
地方の方言の研究等をしている方がおられましたら、
あくまでも「一阿波人が使う言葉」程度の認識で大丈夫です。


まぁでもあれかな、
NHKの「ウェルかめ」で阿波弁が一応全国に広がったし、
興味持ってくれてる人もいるんじゃないかなぁ。

一言言えば、

このドラマの阿波弁はまるでなってない。

理由としては関西弁…詳細区分で大阪弁あたりと
確実に区別がついてないように感じるんですよね。
特にイントネーション。
大阪の言葉とほぼ同じ言葉なんですが、
この「ほぼ」が厄介なんですよ。

だから劇中のセリフ聞いていても

それはちゃうんじゃって!!

と毎回毎回思います。
もっと突っ込めば、用法が違う時もあります。

それこの場合は使わんだろう!!

とか思うこともしょっちゅうです。
…とはいえ、
俳優さん・女優さん皆さん、
なれない島国の言葉を頑張ってるのはわかるので、
しょうがないとは思います。
それにこれは「徳島市」の人間の意見です。
日和佐とかの南の方に行けばまた言葉も多少違うでしょうから、
その差分は認めます。

でもなぁ…

それにしたってドラマの阿波弁が聞くに堪えられない。
一番しっくりきたのがエキストラのおばちゃん。
つまり地元民。
…そりゃそうだよな。

そうなる時に気になるのが、
青森等の東北弁
四国は土佐弁
九州の方言とか
沖縄の方言。
この辺りは他県の人が阿波弁を聞いて解らないのと同じく、
私には本当にこの地域の人がドラマで俳優さんたちがしゃべるように
方言を使っているのかどうかが解りません。

ということは、ドラマなんかを見てる時に
もしかしてそれぞれの地域の人によって、
こんなのうちの地元の方言（言葉）じゃねぇ!!
と思う事もあるんでしょうか?
凄く気になります。

…長っ!!
久しぶりに長いの書きましたね（笑）
バトンは持って帰りたい方はどうぞ持って帰ってやってくださいw
下記にまわしやすいように質問事項をまとめておきますので、
コピペしてお使いください。

方言バトン
ルール：次の台詞をあなたの方言（よく使う言葉）で書き換えなさい。
Ｑ①　今、何していますか？
Ｑ②　とてもだるいです 　
Ｑ③　どうしてだめなのですか？
Ｑ④　きちんとドアを閉めてください 　　
Ｑ⑤　本当にやってはいけない事があります。
Ｑ⑥　あの方とても格好良くないですか？
Ｑ⑦　はやく動きなさい。
Ｑ⑧　笑いながら食べてはいけません。
Ｑ⑨　あの方が言っているから仕方がないです。
Ｑ⑩　頭大丈夫ですか？
Ｑ⑪　では、もう帰ります。
Ｑ⑫　お菓子を余分にもらいました。
Ｑ⑬　終わりです。

なお、このバトンの著作権はバトン制作者の方に存します。