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Rikaの日々徒然

オタクな日々の由無し事をそこはかとなく…

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ギンガマンの感想はまた後ほど
レポートが終わったら書きに来ます。
果てしなく書けないフラッグだな…;;;;;

さて、今回は少々真面目に話してみます。
はい、研究内容なので。
今日はマスクのデザインについてちょっと考えてみたいと思います。
えぁ…リサーチはまだ終わってません…;;;

あ、ここで一つ問題。
かれこれスーパー戦隊シリーズは32作品続いているわけですが。
シリーズ中、マスクの形態として
・口ありのマスク
・口無のマスク
どちらの比率が高いでしょうか??

答えが浮かんだ人は続きからお付き合いください(笑)
まぁ、熱烈な特撮ファンの方には簡単すぎますよね…(苦笑)

先日の日記でひたすら「超力戦オーレンジャー」
…のマスクデザインが微妙と言いましたが、今回はそういう細かいところではなくて。
シリーズ全体を通してちょっとした考察をしてみようと思います。

で、問題の答えですが。

答えは「口の無いマスク」が圧倒的に多いです。
作品名は次の通り。()内は作品番号
秘密戦隊ゴレンジャー(1)・ジャッカー電撃隊(2)
太陽戦隊サンバルカン(5)科学戦隊ダイナマン(7)
電撃戦隊チェンジマン(9)・超新星フラッシュマン(10)
光戦隊マスクマン(11)・超獣戦隊ライブマン(12)
高速戦隊ターボレンジャー(13)地球戦隊ファイブマン(14)
鳥人戦隊ジェットマン(15)・五星戦隊ダイレンジャー(17)
忍者戦隊カクレンジャー(18)・電磁戦隊メガレンジャー(21)
救急戦隊ゴーゴーファイブ(23)百獣戦隊ガオレンジャー(25)
忍風戦隊ハリケンジャー(26)・爆竜戦隊アバレンジャー(27)
特捜戦隊デカレンジャー(28)・魔法戦隊マジレンジャー(29)
轟轟戦隊ボウケンジャー(30)獣拳戦隊ゲキレンジャー(31)
炎神戦隊ゴーオンジャー(32)
…計23作品

凄いですよねぇ。32作品しかない中でどう云う訳かマスクは「口なし」の方が多いんですよね。
え?そうなの??を思った方には、
もっと身近に感じてもらいましょう。、
タイムレンジャー以降、ここ8年はずっと口の無いマスクの作品なんですよね。
世の中に受け入れられるのが口の無いマスク…なのか、
偶然デザイナーサイドの作りだしたデザインに口の無いマスクが多かったのか。
…で、今一通りWikipediaの方で「口ありマスク」の作品の概要とか評価を見てきましたが。
美味い具合に、何かしらの革新的要素を含んだ作品が多いです。
偶然なのかどうかはまだ解りませんが。見た目ですから。

…研究なのですから、もっと論理的に考えなくてはなりませんね。
では、もう少し論理的に。
聴いた話なので、まだちゃんとした確認はとれていないのですが、
(まぁ、K崎さんが口に出していた事なので強ち間違いでは無いでしょう)

こう言うヒーローのマスク。
眼を隠すことによって、自分をそのヒーローに転移しやすくなるそうです
そしてそれは、口を隠すことによってさらにやりやすくなるんだとか
つまり、テレビの前のちびっこたちが、自分をヒーローに転移して、
「自分がヒーローになる」と「思いこむ」ことがやりやすくなる、
と言う解釈を私はしています。
これは所謂「ごっこ遊び」でとても重要なポイントです。
では、口がある場合と無い場合、どの程度違うのか。
以下に述べる事は、あくまでも私の推測による意見です。

確かに、口が無い分感情的なイメージは薄れます。
例えば、同系統の作品で、尚勝似たようなシナリオのジュウレンジャーとギンガマン。
共にレッド(弟)は一度兄キャラクターを失います。
その時、勿論弟なのですから悲しいわけです。
では、弟の感情を考えてみましょう。
記憶に残っている方は、
ジュウレンジャーだったら「ブライ、死す」のラストのあたりを、
ギンガマンであれば「黒騎士の最期」のブルブラックの告白辺りを思い出していただければ。

些かシチュエーションが極端ですが、その方が解りやすいと思います。

前者の場合、瀕死状態のブライとそれを看取るゲキと言う状況です。
はじめはお互い生身ですが、途中ブライはゲキにアーマーを譲り渡す為に
変身し、それに乗じてゲキも変身します。
見た目は「ティラノレンジャー」と「ドラゴンレンジャー」の二人になります。
勿論二人の声はそれぞれの俳優が吹き替えてあるのですから、
姿が変わってもそこにいるのは「ゲキ」と「ブライ」です。
ティラノレンジャーは横たわるドラゴンレンジャーを見下ろしているので、
やや俯き加減の体制になります。
その時、口元が立体的であればそこに影が出来る事は至極当然ですよね。
するとその影がその場の「悲しい」と言う雰囲気と、ゲキの「悲しい」という感情で
何とも悲しそうに見えます。

また、後者のギンガマンですが。
黒騎士ブルブラックが的に重傷を負わされ、それをギンガマンが助けます。
ですが、このブルブラックは、己の復讐のために地球と敵軍をもろとも破壊しようとしています。
黒騎士を助けたギンガレッド・リョウマは、ブルブラックから兄・ヒュウガが生存し、
なおかつブルブラックに取り込まれている、という事実を知らされます。
そのような自分をなぜ助けたのか。
地球を破壊しようとしている自分を倒せるのか。
兄の体である自分を倒す事が出来るのか。
地球への破壊行為、それは勿論ヒュウガの望むところではありません。
そして地球への破壊行為をするものを倒す事がギンガマンの務めです。
死んだと思っていた兄が生きている
そして目の前黒騎士に兄の体が利用されている
それを知ったギンガレッドは、居た堪れなくなったのか、
その場を走り去り、仲間のもとで敵を倒すことに専念します。
これは「悔しい」と言う感情に近いモノだと考えられます。
ギンガレッドは幾分かの動揺と、怒り、悲しみの混ざったような声で話します。
ギンガレッドは戦闘中なので勿論スーツです。
ですが、視聴者側には心理的な影響があるのでしょう。
ブルブラックに対するギンガレッドの感情が
口元からにじみ出ている様に感じられるのです。

勿論、感情がにじみ出てきている、と感じるかどうかは、
心理的な差異なので個人差は往々にしてあるはずです。
しかし、口の無いマスクよりも、口のあるマスクの方が人間味を感じる、
と言うのは、まぎれもない事実です。

よって、
口があるマスクというのは、
キャラクターの顔が見えてくるマスクである、と言えるのです。
もっと簡潔に言えば、口のあるマスクでの発想は
「あのお兄ちゃんは何時も「こんな感じ」で怒るから、僕も「同じように」怒ろう」
という発想です。
この場合「レンジャー」になりきるのではなくて、
「中のキャラクター」になりきってしまう訳です。

でも子供はキャラクターではなく、自分が変身して戦いたい、と言う発想を持っているのです。
つまり、もしも自分が「○×レンジャー」になりきる…と言う場合、
主体はそのキャラになる自分であって、キャラクター自身ではないと言う事です。

そのように考えると、口が無いマスクと言うのは、
キャラクターが怒っている顔も泣いている顔も、喜んでいる顔も、
口が無い為に霞がかかって、よく見えなくなるものなのです。
つまり、
「此処で怒ればいいから、「僕はこうやって」怒ろう」と言う発想に転じる事が出来るのです。
よって、マスクの中のキャラクター=自分自身
…と言う風に転移出来る、と言えます。

おもちゃの売れ行きが重要な戦隊シリーズです。
そう考えると、○×レンジャーになりきるためのおもちゃが良く売れると思われるのは、
口の無いマスクの作品であると言え、結果的に、良く売れそうな(売れる)デザインには
口の無いマスクのデザインが多い…
と言う風に結論付けることが可能であると思われます。



…と、まぁ久し振りに格好つけて「研究してますよ!!」
と言う感じを出してみました(笑)
でも前々から不思議には思っていた事なので。
何故マスクが二通りあるのか。
何故比率が斯くも違うのか。
実際のおもちゃの売れ行きにはストーリー性だとか、
おもちゃのフォルム・時代背景だとかも関係しているとは思います。
口のいないデザインであっても、
売れなかったモノは売れなかったという事実だってあります。
でも、今回はあくまでもマスクのデザインにおいて
「口があるか・ないか」と言う事に注目してみました。

皆さまはどう思われるでしょうか?
何かご意見・ご感想とかがあったらぜひ聞かせて下さい!!
研究・デザインの参考にさせて頂きます!!
あぁ、でもお手柔らかに…(苦笑)

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無題

同じ様な理由でキ●ィちゃんにも口がないそうですよ。

口があると表情が固定されてしまうので、一緒に泣いたり笑ったりという感情移入がしずらくなるので。

そう考えると、長年愛されるキャラには表情はないほうがあうのかもしれないですね。



どうでもいいですが、私はマスクマンのデザインが一番好きです。

オーレンジャーは確かにビミョーですよね~。一話にレッドマスクが出ていたので見たことあるんですが。
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Rika
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職業:
今はWEBデザインやってる社会人
趣味:
イラストをかく・読書・紅茶集め等など
自己紹介:
南国阿波に根付く阿波っ子。
紙とペンがなければ生きていけないらしい。
しがない国立でのアート専攻してた。

最近まで広告デザイン事務所でアルバイト。
転職してWEBデザインやってる。
時々絵の仕事もしたりしなかったり。
同人活動ももそもそとして…。

「無垢の瞳本館」「pixiv」で作品を展示しています。

今ムネ熱なジャンル
戦隊・ライダー
鋼の錬金術師
南総里見八犬伝
サンダーバード
サンダーバードAre Go
ガイストクラッシャー etc…

好きなもの
イケメンマッチョでオールバックなヤンキーキャラ。
AHMADのアールグレイ。
フレグランス
映画(アニメとかマーベル系とか)。
山本タカト。
クラシックからアニソンまで幅広く聴く。

ここには日々の日常とかオタ話
そう云うのを勝手気ままに描く予定です。

ちなみに腐女子的内容は公式関係者さまとは一切無関係…念のため。

P.S.もしお仕事のご依頼等ありましたら、本館からどうぞ。

Attention!!
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